米Microsoft社は5/9（現地時間）に、「Snipping Tool」のアップデートを発表しました。

「Snipping Tool」は、Windows11においてスクリーンショットを行う際に、起動するアプリケーションソフトです。

今回のアップデートで以下の機能が実装・改善されることになります。

・絵文字の挿入
取得したスクリーンショットに、絵文字を挿入できる。
⇒自由に配置できるため、プライバシー保護用のマスクとしても利用可能。

・QRコードの自動検知
「テキスト アクション（テキスト検索機能）」の一部として実装。
⇒QRコードのリンクアイコンをクリックすることで、Webブラウザでの閲覧が可能になる。

・図形（シェイプ機能の改善）
塗りつぶしや輪郭の色の透明度の設定が可能になる。
⇒ ルーラー（ものさし）ツールが再導入され、［Ctrl］＋［R］キーで切り替えできる。

今回ご紹介した機能は、「Windows Insider Preview」内の「Canary/Devチャネル」でのテスト運用からとなります。
一般ユーザーが利用可能となる時期はまだ決まっていませんが、特にQRコードの読み取り機能は活躍の場面が多そうです。
何事もなくテスト運用が終了し、実装されることを期待したいですね。