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PPAP(パスワード付き添付ファイル)は推奨されません

メールで添付ファイルを送信する際、パスワード付きで送信したことはありますか?
パスワード付き添付ファイルは、以前はセキュリティ対策として広く採用されていましたが、
現在ではそのリスクが再評価されて推奨されない手法となっています。

この手法はPPAP(Password Protected Attachment Protocol)と呼ばれており、
パスワード付きの圧縮ファイルを送信後、別のメールでパスワードを送るというものです。
しかし、この手法はセキュリティ上の問題を抱えていることから、多くの企業や政府機関が廃止に動いています。

PPAPの最大の問題点は、ウイルス対策ソフトがパスワード付きファイルの中身をチェックできないことです。
これにより、ウィルスが検出されずにシステム内に侵入するリスクがあります。

多くの組織ではこれらのリスクを回避するために、
GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージサービスへの移行を進めています。
クラウドストレージは安全なファイル共有だけではなく、アクセス管理や暗号化などのセキュリティ機能があります。
また、利便性の面でも、外出先からファイルにアクセスできるなどの点でPPAPより優れています。

もしまだパスワード付きの添付ファイルを送信されているようでしたら、クラウドストレージによるファイル共有に切り替えましょう。
当教室でもGoogleドライブに関する授業を取り扱っておりますので、ぜひご利用ください!