授業でもご紹介しているセル内改行ですが、１つのセル内でどうしても改行をしたいという場合には非常に便利な機能です。

この機能はわかると楽しいExcelその①で紹介しています。

しかし、入力したあとで列幅を変更すると、不要なスペースが発生してしまったり、印刷したときに見た目のバランスが崩れてしまったりします。

１つや２つのセル内改行を削除するのであれば、該当箇所を【Delete】キーや【Backspace】キーで削除していけばよいですが、該当箇所が見当もつかない場合には、【検索と置換】を利用し削除をしてみましょう。

【検索と置換】の機能についてはわかると楽しいExcelその③で紹介しています。

【検索と置換】を使用するには、まず【ホーム】タブの【編集】グループにある【検索と置換】をクリックします。

表示された一覧から【置換】をクリックします。

【検索と置換】ダイアログボックスが表示されたら【置換】タブの【検索する文字列】のボックスに【Ctrl】キーを押しながら【J】のキーを押します。

※ここで注意です。【Ctrl】キーを押しながら【J】のキーを押しても【検索する文字列】のボックスには文字は表示されません。しかし、改行のコードを入力していることになりますのでご安心ください。

【置換後の文字列】には何も入力せずにそのまま【全て置換】ボタンをクリックします。

すると置換処理が行われ、処理が完了したらメッセージが表示される【OK】ボタンをクリックします。 再び【検索と置換】のダイアログボックスが表示されたら、【閉じる】をクリックしてダイアログボックスを閉じて、結果を確認してみて下さい。

本日は教室で勉強してたいだいた内容の応用編のご紹介でした。