2024年7月～8月の「Windows Update」の際に、一部のパソコンにおいて、「BitLocker」が有効になってしまい、操作に支障が出るという出来事がありました。

では、「BitLocker」とはどういうものなのでしょうか？

「BitLocker」は、「Windows10 Pro」以上のOSに搭載されている機能で、各ドライブごとデータを暗号化することができます。

暗号化することで、万が一パソコンを紛失した際などに情報漏洩のリスクを抑えることができます。

一般的にはこの機能は無効化されているため、目に触れることはほぼないと思います。

しかし、この機能を有効化していないにも関わらず、2024年7月の「Windows Update」のように、「BitLocker」が有効になってしまい、パソコンが開けなくなるという事態も発生する可能性があります。

もし暗号化されてしまった場合には、「回復キー」という48桁の数字を入力する必要があります。

設定した覚えがないのに、「BitLocker」が有効になってしまった場合には、Microsoft社やご使用のパソコンメーカー等にお問い合わせください。