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【キャリア】人生の転機への対応に関する理論:シュロスバーグの4S

キャリアコンサルタントの国家資格を持つスタッフが「パソコン教室に関係するキャリアの話」をテーマにスタッフブログを発信します。
第6回目の今回は、人生の転機への対応に関する理論である「シュロスバーグの4S」を紹介します。

転機はTransition(トランジション)の訳語です。進学、就職、人事異動、転勤、昇進、転職、失業、退職、結婚、出産、病気などの大きなライフイベントが転機となる場合が多いようです。

メリーランド大学の名誉教授であるシュロスバーグ博士は、転機を次の3つに分類しました。
①予測していた転機
 自分がコントロールできる範囲のもの(結婚、引越し)や、年齢に応じた制度(進学、退職)など。
②予測していなかった転機
 自分ではコントロールできないもの(身近な人との死別、天災・事故との遭遇)など。
③期待していたものが起こらなかった転機
 昇進や転職などができると思っていたのにできなかったもの。

そして、転機への対処の仕方として3つの段階が重要であるとしています。
第1段階
転機(変化)を確認する

第2段階
転機の種類の把握とそれを乗り越えるための4つの資源(4S)を点検する
 Situation(状況)
  何が原因で、どのように捉えるか?
 Self(自己)
  どのような意味を持ち、どのように対処しようとしているか?
 Support(支援)
  対処するためにどのような支援が受けられるか?
 Strategies(戦略)
  状況、自己、支援を点検した上で、どのように活用し克服していくか?

第3段階
変化を受け止め、対処する


例えば、パソコンのスキルが不足していて思うように転職ができなかった場合は、次のような4Sの点検が考えられます。
Situation(状況)
 希望する転職先で必要とされるレベルのパソコンスキルを保有していなかったため不採用となった。
Self(自己)
 必要とされるパソコンのスキルを身に付けるための学びに挑戦したい。
Support(支援)
 通学しやすいパソコン教室が地元にある。
Strategies(戦略)
 パソコン教室でパソコンのスキルを体系的に学び、アピールできるような資格を取得した上で再度転職活動をする。


もし転機の訪れを感じていたら4Sを利用してみてください。


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