日本向けにサービスを提供するオンラインカジノサイトにライセンスを発行しているオランダ領キュラソーやマルタなど八つの国や地域に対し、日本からの接続を禁止するよう日本政府が要請を始めたことが16日、政府関係者への取材で分かったとの事です。
日本から接続して金を賭ければ賭博罪に当たるにもかかわらず、日本語で利用を促すなどしており、政府は違法賭博につながるとして初めて対策の実施を申し入れた様です。

要請先は他にアフリカ・コモロのアンジュアン島、コスタリカ、ジョージア（グルジア）、カナダなどです。
オンラインカジノはスマートフォンなどで手軽に接続できる上、違法性の周知も乏しく、若者を中心に利用が広がっています。
サイトに誘導する発信を禁止するギャンブル依存症対策基本法改正案が近く成立する見通しで、政府は成立後に改めてこれらの国に対策実施を要請する方針です。

警察庁の委託を受け民間リサーチ会社が昨年実施したオンラインカジノの利用状況調査によると、国内の経験者は約337万人、年間の賭け金総額は約1兆2423億円と推計されます。
日本でも芸能人やスポーツ選手のオンラインカジノ利用が大問題になっているので、政府もようやく対策を始めたのだと思います。
くれぐれも利用などされないように、ご注意くださいね。

yahooニュースより。