【キャリア】自己理解:16の性格タイプとラーニングスタイル(その2)
キャリアコンサルタントの国家資格を持つスタッフが「パソコン教室に関係するキャリアの話」をテーマにスタッフブログを発信します。 第20回目の今回は、前回お話しした「16の性格タイプ」が、具体的にどのように皆さんのパソコン学習に影響を与えるのか、そしてそれぞれのタイプに合った学習方法について深掘りしていきます。
前回、16の性格タイプは、4つの指標の組み合わせで決まることをお話ししました。 今回は、それぞれの指標がラーニングスタイルにどう影響するかを見ていきましょう。
1.どこに関心を向けることを好むか。どこからエネルギーを得るか?
外向(E)タイプの方へ: 他者との対話を通じて学ぶことを好む傾向があります。積極的に質問したり、自分の考えを共有したりすることで理解が深まります。
パソコン学習でのヒント: 疑問点を質問できるインストラクターがいるパソコン教室での学習や、同じようにパソコンを学ぼうとしている友人と一緒に教え合いながら学習してみてはいかがでしょうか?
内向(I)タイプの方へ: 集中して一人でじっくりと学習に取り組むことを好む傾向があります。一度にたくさんの情報を取り入れるよりも、自分のペースで深く掘り下げて理解したいと思うかもしれません。
パソコン学習でのヒント: 分からないことがあっても、すぐに質問するのではなく、まずは自分で調べてみたり、何度か繰り返し操作を試したりすることで理解が深まります。eラーニングを使って自分のペースでくり返し学習してもよいでしょう。
2.どのように情報を取り入れることを好むか?
感覚機能(S)タイプの方へ: 現実的で具体的な情報、五感で感じられる情報に重きを置きます。実際に手を動かして操作したり、実例を見たりすることで理解が深まります。
パソコン学習でのヒント: 「なぜそうなるのか」という理論よりも、「どう操作すれば、どのような結果になるのか」という具体的な手順や成果を重視しましょう。たくさん練習問題をこなしたり、実用的なファイルを作成してみたりすると効果的です。
直感機能(N)タイプの方へ: 抽象的な概念や可能性、全体像を捉えることを得意とします。関連性や将来性、応用範囲など、より大きな視点から物事を理解しようとします。
パソコン学習でのヒント: 学んだことをどのように応用できる可能性があるのか考える時間を持ちましょう。全体像を把握してから、詳細な操作に入るとスムーズに理解できることが多いです。
3.どのように結論を導くことを好むか?
思考(T)タイプの方へ: 論理に基づき、客観的に分析して結論を導き出します。効率性や合理性を重視し、問題解決においては事実に基づいたアプローチを好みます。
パソコン学習でのヒント: 特定の操作がなぜ必要なのか、どのような論理に基づいて機能が設計されているのかを理解することで、より深く納得できます。効率的なショートカットキーや機能の組み合わせを探求するのも得意かもしれません。
感情(F)タイプの方へ: 価値観や人間関係、調和を重視して結論を導き出します。人への影響や共感を大切にし、思いやりを持って接することを好みます。
パソコン学習でのヒント: 安心して学べる環境や、質問しやすい雰囲気の中で学習効果が高まります。自分が学んだことを活かすことで誰かの役に立っている状況を想像してみるのもよいでしょう。
4.どのように外界と接することを好むか?
判断的態度(J)タイプの方へ: 計画性があり、物事を整理し、結論を出すことを好みます。きっちりとしたスケジュールや目標を設定することで、安心して学習に取り組めます。
パソコン学習でのヒント: 学習計画を立てたり、目標を設定したりすることで、集中して取り組むことができます。テキストの目次を先に確認したり、練習問題のゴールを明確にしたりすると良いでしょう。
知覚的態度(P)タイプの方へ: 柔軟性があり、状況に応じて臨機応変に対応することを好みます。新しい情報や可能性に対してオープンで、多様な選択肢を検討する傾向があります。
パソコン学習でのヒント:色々な機能を試したり、予期せぬエラーに遭遇してもそれを学びの機会と捉えたりすることで、より楽しく学習できるでしょう。
これらの指標はあくまで傾向であり、人それぞれに強みや得意な学習スタイルがあります。ご自身のタイプを理解することで、より効率的に、そして楽しくパソコンスキルを習得できるヒントが見つかるかもしれません。
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