皆さん、こんにちは！兵庫県 宝塚市の 宝塚商工会議所パソコン教室 です。

UNIQUE関数は、Excel2021以降で使用できる新しい関数で、重複しないデータを取り出すことができます。
構文は以下のようになります。

=UNIQUE（配列,[列の比較],【回数指定】)


MOS（マイクロオフィススペシャリスト）の試験範囲に含まれている関数でもあり、学習している方が多いのですが、先日ある受講生から【列の比較】を指定する際、「FALSE」と「TRUE」のどちらを選べばよいかがよく分からないと質問されました。
例えば、下の表のような場合です。

この場合、B列を調べるのだから、【列の比較】には列同士を比較する「TRUE」を入力するのではないかということです。
しかし、実際に「TRUE」を入力すると下の表のように重複しているものも含めて全て取り出されてしまいます。


この場合、調べる対象はB列に入力されている果物なのですが、【列の比較】には行同士を比較する「FALSE」を入力するか、もしくは省略するのが正しくなります。
なぜなら、下の表のように3行目の「すいか」、4行目の「桃」・・・15行目の「梨」と、重複している文字列がないかを1行ずつ調べる必要があるからです。


たしかに少しややこしいですね。
ただし、ごちゃごちゃしているデータを整理するときなどに使える関数ですので、是非使いこなせるようにしてみてください。

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