「コンピューターおばあちゃん」とは

「コンピューターおばあちゃん」は坂本龍一さんの編曲とプロデュースにより1981年にNHKの「みんなのうた」で放送された歌です。2024年年末のNHK紅白歌合戦でも歌われていたので懐かしく聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

1981年はまだ家庭にコンピューターが普及していませんでした。現在のWindowsPCの原点とも言えるインテル製のCPUとマイクロソフト製のOSを初めて採用したIBM PCが発売になった年です。個人利用でのインターネットの普及が始まる1995年（Windows95の登場）よりも15年も前でした。そんな時代に、コンピューターを使いこなして輝くおばあちゃんを「イェイイェイぼくは大好きさ」と歌っています。

 

いくつになっても新しいことにチャレンジできる

45年の月日が流れ、今ではパソコンやスマートフォン、インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなりました。仕事だけでなく、趣味に活かす道具としての利用や、パソコンでの創作を趣味として楽しむシニア世代も多くいらっしゃいます。
パソコン教室でも「夏の間、孫に会いに海外に行くから休学します」といったお話を聞いて、「えっ、おばあちゃん（おじいちゃん）だったんですか！？」と驚いてしまうように、シニアの皆さんも若々しく学んでいらっしゃいます。

年齢や先入観にとらわれず、新しいことに挑戦する姿勢にインストラクターも元気をいただいています。入学当初は「パソコンに恐怖心がある」「できなくて恥ずかしい」とおっしゃっていた方が、数カ月後には「楽しい」とおっしゃってくださる度にうれしくなります。

 

「コンピューターおばあちゃん」の歌のように、いくつになっても新しいことにチャレンジする心があれば、パソコンやスマホはきっとあなたの味方になってくれます。

もし「自分には難しいかも」と感じている方でも、ぜひ一歩を踏み出してみてください。あなたが「できた！」と笑顔になれるまで、私たちがしっかりサポートします。現実の世界をより楽しむためにも、デジタルの世界も一緒に楽しみましょう！

ご来校を心よりお待ちしております。

 

※みんなのうた　コンピューターおばあちゃん
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN198112_04/