【Excel】XLOOKUP関数の「一致モード」
XLOOKUP関数の引数「一致モード」について、VLOOKUP関数と比べて増えて感覚がつかみにくいというお声がありました。
VLOOKUP関数をしっかり使いこなしていた方ほど、気になる点かもしれません。
XLOOKUP関数の一致モードでは、検索値と完全一致する場合のほか、検索値とぴったり合わない場合に「次に大きい値」や「次に小さい値」を基準として結果を返すことができます。
料金表、基準表のように、段階的に値が設定されているケースで特に便利です。
具体的な例を確認してみましょう。
●1(次に大きい値):検索値以上の最小値に対応するデータを取得
1. 料金表から該当プランを探す
プランの条件例:
1時間 → 500円
2時間 → 900円
3時間 → 1,200円
4時間 → 1,500円
検索例:利用時間「3.5時間」を検索 → 「4時間プラン」の料金に該当
2. 送料の区分を調べる
料金区分例:
1kgまで → 500円
1.5kgまで → 700円
2kgまで → 900円
検索例:荷物が「1.8kg」 → 「2kgまで」の送料区分に該当
●-1(次に小さい値):検索値以下の最大値に対応するデータを取得
1. 検定試験の合格判定をする
得点基準例:
350点以上 → 合格
300点以上 → 再受験無料
300点未満 → 不合格
例:得点が「320点」 → 「300点以上」に該当
2.割引率の判定をする
金額基準例:
5,000円以上 → 10%OFF
3,000円以上 → 5%OFF
それ以外 → 割引なし
例:金額が「3,500円」 → 「3,000円以上」に該当
1は「~以下」という基準で書かれている表、-1は「~以上」という基準で書かれている表と考えると、イメージがつかみやすいかもしれません。
XLOOKUP関数を使うことで、VLOOKUP関数より柔軟な対応ができます。
今後ますますXLOOKUPが利用できるバージョンが主流になっていきますので、ぜひ利用してみてくださいね。
VLOOKUP関数をしっかり使いこなしていた方ほど、気になる点かもしれません。
XLOOKUP関数の一致モードでは、検索値と完全一致する場合のほか、検索値とぴったり合わない場合に「次に大きい値」や「次に小さい値」を基準として結果を返すことができます。
料金表、基準表のように、段階的に値が設定されているケースで特に便利です。
具体的な例を確認してみましょう。
●1(次に大きい値):検索値以上の最小値に対応するデータを取得
1. 料金表から該当プランを探す
プランの条件例:
1時間 → 500円
2時間 → 900円
3時間 → 1,200円
4時間 → 1,500円
検索例:利用時間「3.5時間」を検索 → 「4時間プラン」の料金に該当
2. 送料の区分を調べる
料金区分例:
1kgまで → 500円
1.5kgまで → 700円
2kgまで → 900円
検索例:荷物が「1.8kg」 → 「2kgまで」の送料区分に該当
●-1(次に小さい値):検索値以下の最大値に対応するデータを取得
1. 検定試験の合格判定をする
得点基準例:
350点以上 → 合格
300点以上 → 再受験無料
300点未満 → 不合格
例:得点が「320点」 → 「300点以上」に該当
2.割引率の判定をする
金額基準例:
5,000円以上 → 10%OFF
3,000円以上 → 5%OFF
それ以外 → 割引なし
例:金額が「3,500円」 → 「3,000円以上」に該当
1は「~以下」という基準で書かれている表、-1は「~以上」という基準で書かれている表と考えると、イメージがつかみやすいかもしれません。
XLOOKUP関数を使うことで、VLOOKUP関数より柔軟な対応ができます。
今後ますますXLOOKUPが利用できるバージョンが主流になっていきますので、ぜひ利用してみてくださいね。