「絶対参照」は必ずマスターして欲しい！

今日は、Excelを使っていて
「なんでうまくコピーできない？」という方に
ぜひ知っていただきたい “絶対参照” のお話です。


■ 絶対参照ってなに？
セルをコピーしたとき、数式の参照先が動いてしまうことがありますよね。

例えば

 
=B2*C2

をコピーすると…

B2 → B3
C2 → C3
と自動的にずれていきます。

これが「相対参照」 です。

でも、
「ここだけは動かないで！」
というセルがある場合は、絶対参照 を使います。


■ 絶対参照の書き方
セルの前に $（ドルマーク） をつけます。

例：
「消費税率（G1セル）を固定したまま計算したい」

 
=C2*$G$1

これで、どこにコピーしても G1が固定 されます！


■ ドルマークはショートカットでつけるとラク！
セルを指定した状態で
F4キー
を押すと、自動でドルマークがつきます。

押すごとに

$A$1（行も列も固定）
A$1（行だけ固定）
$A1（列だけ固定）
A1（固定なし）
と切り替わります。

■ こんなときに便利！
税率や手数料など、同じ数字を何度も参照するとき
料金表や増減率の計算をコピーするとき
四則演算の表を一気に計算したいとき
初心者の方でも「F4を押すクセ」をつけると、
Excel がさらに使いやすくなります。