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【Excel】日付のずれについて

Excelを使用していて稀に困った事が起きたりします。そのうちの一つとして、日付をコピーしたらずれてしまうという現象があります。前年に使用したものをコピーして完成と思ったら、使用しているうちにそのずれが原因で修正に時間が掛かってしまったなどという事も。今回は日付のコピーでずれが起きる原因を2つご紹介します。 

1.WEB版からのコピーでずれが起きる

無料という事もあり、WEB版のExcelを使っている方もいらっしゃるかもしれません。インターネットにつながっていればどこでも使えるため便利ですが、WEB版からデスクトップ版に日付をコピーするときには注意が必要な時があります。それは西暦などが表示されていない場合です。例えば2023年の表示形式「1/1」が入力されたセルをデスクトップ版のExcelBookにコピーすると、2025年の「1/1」が入力されます。これはWEB版からデスクトップ版へのコピーは「表示されている値をコピーする」からです(WEB版→WEB版は問題ありません)。ですので、貼り付け先のデスクトップ版では単に「1/1」が入力されたと判断し、自動的に入力された時点での西暦になります。「2023/1/1」といった表示であれば問題無くコピーされますので、一旦表示形式を変更して貼り付けた後に変更するなどが良いかもしれません。

 2.Book間でコピーしたら4年ずれる

今使っているExcelでセルに1を入力後、日付形式にしたらどう表示されるでしょうか。実はExcelによって「1900/1/1」あるいは「1904/1/1」のように違いがある場合があります。その違いにより4年のずれがコピーした結果に出る形です。

現在OSはWindowsが圧倒的なシェアを誇り、オフィス製品と言えばMicrosoft社のOfficeというのが定番です。Excelもその中の一つですが、実はExcelはMacOSでのリリースが始まりです。そのMac版での西暦の始まりは「1904/1/1」でした。これは閏年のルール(「西暦年が4で割り切れる年」、「西暦年が100で割り切れる場合は閏年としない」、「西暦年が400で割り切れる場合は閏年とする」)を考慮に入れたためです。ではなぜWindows版でも同じ仕様にしなかったかと言えば、当時MS-DOS版の表計算ソフトとして圧倒的シェアを誇っていたLotus1-2-3に合わせ、互換性を持たせたからです。

上記のような違いでずれが生じてしまった場合、Excelのオプションから「詳細設定」→「次のブックを計算するとき」にある「1904年から計算する」のチェックを確認してみてください。このチェックを入れるもしくは外すことでずれを回避できます。