「調べものをしながら、文書を作りたい。」
パソコンを使っていると、複数のウィンドウ（画面）を同時に見たいときがありますよね。でも、マウスで一つひとつウィンドウの大きさを変えるのは、意外と面倒です。
そのような時にキーボードのボタンを2つ押すだけで、画面をピタッと半分に並べられる便利な「スナップ機能」を紹介します。

 1. 「スナップ機能」ってなに？
スナップ機能とは、開いているウィンドウを画面の端に「ピタッ」とくっつけて、きれいに整列させる機能のことです。
マウスでウィンドウの端をドラッグしてサイズ調整する必要はありません。まるで磁石が吸い寄せられるように、一瞬でウィンドウを並べてくれます。

2. 使うキーは「Windowsキー」と「矢印キー」だけ！
・Windows（ウィンドウズ）キー：左下のほうにある、窓のようなマークのキーです。
・矢印キー（← ↑ → ↓）：右下のほうにある、方向を示すキーです。

3. さっそくやってみよう！（操作手順）
やり方はとっても簡単です。並べたいウィンドウを一つ選んで、以下の操作をしてみてください。
・左側に寄せたいとき 「Windowsキー」を押したまま、「左矢印キー（←）」を1回ポンと押す。
・右側に寄せたいとき 「Windowsキー」を押したまま、「右矢印キー（→）」を1回ポンと押す。

これだけで、ウィンドウが画面のちょうど半分（左半分、または右半分）にピタッと収まります！

ウィンドウを片方を寄せると、反対側に「他にどの画面を開きますか？」と小さな候補が出てくることがあります。その時は、もう片方に表示させたいものを選ぶだけで、きれいに並びます。

4. いろんな並べ方を試してみよう！（応用編）
左右だけではなく上下や四分割でウィンドウを並べることも可能です。
・上側に寄せたいときは、「Windowsキー」を押したまま、「上矢印キー（↑）」を1回ポンと押す。
・四分割の大きさで左上に寄せたいときは、「Windowsキー」を押したまま、「左矢印キー（←）」と「上矢印キー（↑）」を続けて押す。

上下左右の矢印キーを押す順番で動作が変わってくるので、いろいろと試してみてください。


※当教室の講座「パソコン基礎講座Windows11編」では、”ウィンドウの整列”の章でマウスでの操作（スナップアシスト）を学習します。

 
過去の関連ブログへのリンクはこちら↓
【Windows】スナップ操作がより分かりやすく！！
スナップ機能が更に進化