多くの方にとってネットショッピングをするとなると、Amazonや楽天が思い浮かばれることと思います。

便利である反面、特にAmazonでは、いわゆるコピー商品や、不当に評価の高い海外製品、配達まで極端に時間のかかるものなどが、検索結果に多く表示された経験は誰もがあるのではないでしょうか。

Amazonの商品のタイトルルールは「メーカー名＋ブランド名＋商品名＋仕様＋型番」と決まっています。それを守っていないタイトルであれば、怪しい業者だとある程度判別できますが、それでも膨大な数が検索にヒットしていると、目的のものを探すだけで一苦労です。

また、良さそうな商品があっても、サクラの高評価がほとんどで真の評価が分からなくなってしまっている商品も多くあり、はっきり言えば使い勝手は良くありません。

実は、これらの商品は「マーケットプレイス」という個人や法人が出品・販売できるサービスで登録されているため、「Amazon.co.jpが販売＆配送」している商品のみ表示されるようにすることで解決できます。

Amazonで商品検索をした後に、URLの後ろに『 &emi=AN1VRQENFRJN5 』と入力するとマーケットプレイスの商品がすべてはじいて表示されます。

IMEの辞書に登録するなどしておけば、自分の好きな単語で簡単に変換できますので、安物買いの銭失いにならないようにしたい商品は上手く活用できると便利です。

ただ、マーケットプレイスが表示されている方がいいという場合もあり、どちらがいいというものではありませんので、うまく使い分けましょう。

試しに「モバイルバッテリー」で検索すると以下の結果が表示されます。



早速タイトルのルールを無視した、8割引き以上の大幅な割引商品の広告が表示されています。

なお、話題とは関係ありませんが、こういったモバイルバッテリーやSDカードなどはタイトルにある容量の4分の1から半分もあればいい方で、SDカードは容量を超えた書き込みは古いデータを上書きしてしまうという偽装や詐欺商品が多く、割り切っている方にはいいかもしれませんが、知らずに購入してしまうと悲惨です。

今度はURLの最後に『 &emi=AN1VRQENFRJN5 』を加えて表示させたところ、怪しげな商品が一気に消えました。