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日商簿記検定の試験範囲が変わります。

2025年12月25日に日本商工会議所から、2027年度以降の試験に適用する出題区分表の暫定版が発表されました。

今回は教室で講座を用意している3級について見ていきます。
2027年4月1日以降の試験から、主に下記の点が変更となります。
・「手形」に関する内容が全て試験範囲から除外 (初級~1級まで、すべて除外されます)
・「有形固定資産の除却・廃棄」「減価償却の定率法」「売上原価対立法」が試験範囲に追加(今まで2級の範囲だった論点)

特に大きいのは、「手形」に関する仕訳が一切無くなることだと思います。
簿記を学習している方にとって、「受取手形」や「支払手形」の勘定科目を使用した仕訳は、何百回、何千回と出てくるものです。
時代の流れに伴い、紙媒体による手形や小切手による決済は少なくなってきていましたが、2026年度末で電子交換所における手形・小切手の交換を廃止することを全国銀行協会が決定したのを受けて、ついに簿記の代名詞の一つとも言える「手形」の内容が削除されることとなりました。

そして、手形に関する内容が試験範囲から削除されて試験範囲が少なくなる代わりに、2級の範囲の一部が3級に追加されることになったということです。
上記に挙げた追加論点の1つ1つはそれほど重たいものではありませんが、受験生の負担になることは間違いないでしょう。

では、現在学習中の方はどうすればよいのでしょうか?
試験範囲が変更となるのは2027年4月1日以降です。
まだ1年以上先ですから、遅くても2026年3月31日までに合格できるように学習を進めていきましょう。
また、それまでに合格しないと、現在使用している参考書のみでは試験範囲をすべて網羅できなくなってしまいます。
○○までに合格する!という期限を定めて勉強していくことがオススメです。

※今回発表されたものは暫定版と表記されていますので、今後変更が生じる可能性があります。
※参考URL:https://www.kentei.ne.jp/49826