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Wordの日本語標準フォントはどう変わってきたのか

Microsoft Wordを長く使っていると、「昔と文字の雰囲気が変わった」と感じることがあります。実はこれは気のせいではなく、Wordの日本語標準フォントが時代とともに変化してきた結果です。今回はその変遷や理由を解説します。

【MS明朝・MSゴシックの時代(〜2000年代前半)】
Word 2003以前の主流は「MS明朝」と「MSゴシック」でした。MS明朝は書籍や新聞に近い明朝体で、文章向きの書体です。MSゴシックは角ばった文字で、見出しなどに使われていました。当時は「印刷前提」が基本だったため、紙に強いMS明朝が標準でした。

メリット
・印刷すると読みやすい
・公的文書に適している
・長年使われた安心感がある

デメリット
・画面ではやや読みにくい
・小さい文字に弱い
・古い印象になりやすい

【游明朝・游ゴシックへの移行(2010年代)】
Windows 8.1以降、新しい日本語フォントとして「游書体」が登場します。Wordでも徐々に「游明朝」「游ゴシック」が標準になりました。游明朝は、画面表示に最適化された明朝体です。游ゴシックは現代的で、資料向きの書体です。この時代から「画面で読む」ことが重視されるようになりました。

メリット
・画面でもくっきり表示
・PDFやクラウド共有に強い
・現代環境に適している

デメリット
・環境差が出ることがある
・MS明朝に慣れた人には違和感
・軽い印象になる場合もある

【現在(2026年):游明朝が標準】
2026年現在、Wordの日本語標準フォントは「游明朝」が基本です。ビジネス文書、教材、案内文など、幅広く対応できる万能型フォントです。

メリット
・公的・教育用途に適する
・印刷・画面どちらも安定
・無難で失敗しにくい

デメリット
・個性は弱い
・デザイン性は控えめ

なぜフォントは変わっていくのか
Wordのフォントが変化する理由は、主に3つあります。

① 表示環境の変化
低解像度モニター中心から、高精細ディスプレイ・スマホ時代へ変化しました。これにより、画面向けフォントが必要になりました。

② 利用方法の変化
印刷中心から、PDF・メール・クラウド共有中心へ移行しました。「読む場所」が紙から画面へ変わったことが理由の一つです。

③ 統一デザイン戦略
MicrosoftはOffice全体で統一感を重視しています。フォントもブランド設計の一部です。

結局どのフォントを使えば良いのかは一概に言えませんが、用途別に考えると次の使い方などが例に挙げられます。ですが、迷ったら標準の游明朝で問題ありません。

公的文書・教材:游明朝
資料・POP:游ゴシック
旧書式重視:MS明朝

Wordの日本語フォントは、「印刷中心」から「画面中心」へ、「固定環境」から「多端末環境」へ、という時代の変化に合わせて進化してきました。フォントの変遷は、パソコン利用の歴史そのものです。標準フォントを理解することで、より目的に合った文書作成が可能になりますので、この機会にどれを使うか検討してみても良いかもしれません。