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【日商簿記検定】ネット試験の受験データが公開されています

2025年4月~2026年3月に実施された、日商簿記検定試験2級・3級のネット試験の受験者データが公開されました。
統一試験のデータと合わせて表にすると、以下のようになります。



上の表から読み取れることは、次の2点です。
・現在は、年3回実施される統一試験(会場受験)よりネット試験が受験者にとって主流になっている
・合格率は、2級、3級ともにネット試験の方が高い

特に、合格率に大きな差が生じている点は見逃せません。
3級はそれでもまだ3.8ポイントの差ですが、2級は12.6ポイントもの差が付いています。
2級のネット試験では約3人に1人が合格している計算になりますが、統一試験では約5人に1人しか合格していないことになります。

しかも、この傾向は最近始まったことではありません。
過去に遡って調べてみても、下の表に示したとおり2級・3級ともに全ての年で、ネット試験の方が統一試験より合格率が高くなっています。(あくまでも1年間トータルで見たときのデータです。1回1回の試験を比較すれば、ある日の統一試験の方が別のある日のネット試験よりも合格率が高いことは十分あり得ます)


ネット試験は2020年12月から開始され、5年余りが経過しました。
この5年の間に、ネット試験は受験者数を大きく伸ばし、逆に統一試験は受験者数を大きく減らしています。
ネット試験は統一試験実施日の前後約2週間以外、一年中どこでも受験できるという日程面のメリットが大きいですが、
それだけでなく合格率が高いという点も受験者数を伸ばしている要因の一つとして考えられます。
(すぐに合否が判明するという点も大きいです)

商工会議所のホームページには、ネット試験と統一試験とでは難易度に差はないと明記されています。
それでもデータを見る限り、現在はネット試験で受験することを推奨したくなります。(1級にネット試験はありません)

参考URL:https://www.kentei.ne.jp/50565