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【Excel】結合セルで絶対参照が必要になる理由

COUNTIFS関数を学習中の受講生より、
「相対参照と絶対参照の使い分けがよくわからない」というお話がありました。

お話があった問題では、条件が表になっており、
オートフィルなどで数式をコピーして、複数の結果を求めるようになっています。
更に、同じ条件が複数行で続く場合には、セルの結合が使われていました。
こういった表は、実務でもあり得る形式です。



この例の場合、N4~N5を結合して「白組」と入力されており、
見た目では2つのセルにまたがって「白組」が表示されています。

しかし、Excelの内部では
・N4:白組
・N5:空白
という扱いになっています。

また、この結合されたセルを選択して名前ボックスを見てみると、
セル番号はN4と表示されています。



このため、相対参照で関数を入力してオートフィルなどで数式をコピーをすると、
参照位置がN4からN5に移動して正しい結果が得られません。
こういった事情から、今回の表でCOUNTIFS関数を使う場合、
N列は絶対参照・O列は相対参照と使い分けが必要になります。




ちなみに、今回はN列がすべて同じ条件だったため絶対参照で対応できますが、
もっと表の行が多く、途中で別の条件が出てきたりする場合はどうでしょうか。
そうなると、絶対参照と相対参照が混在してもっと複雑な数式になってしまいます。



このような理由もあり、Excelでは
「1つのセルに1つのデータを入力する」という考え方が基本とされています。
セルの結合は見た目を整えるためには便利ですが、
並べ替えや集計、関数の利用時には思わぬ影響が出ることがありますので、
使う場面には注意が必要です。

ですが、実務においては、
社内ルールなどでファイルを自由に編集できない場合もあります。
そんな時のためにも、結合されたセルの入力内容・セル番号がどうなっているのか
知っておいてぜひ活用してくださいね。